KFA対人戦動画_2006/10/09収録分

10/7〜10/9に秀武さん宅にて開催されたナックルオフにて収録された対戦動画。
確かナックルの対戦動画がWEB上で出回ったのはこれが始めてだったはずです。
プレイヤーは秀武さんと僕の二人。

JISO(秀武) vs VK-2(BJA)


JISOの製作、DL・・・ティーム擦さん
VK-2の製作、DL・・・よっとまんさん

基本戦略としては素早いダッシュやバクステの様子見や屈p、屈P、屈K等で牽制しつつ
相手の隙には投げなり屈p→屈P→疾風ケツのコンボで反撃。
屈Kでダウンを奪ったら起き上がりに屈Kの持続重ねを基本とし、
相手がこれを嫌って起き上がりに暴れるのを止めたら、本命の「御免と鳴り響く」を起き上がりに決める。
勿論、隙や割り込みにも「御免と鳴り響く」は使っていく。

姿勢低くて長い技が多いのがVK-2の長所だが、纏まったダメージを奪うには「御免と鳴り響く」を決めるしかないという短所も併せ持っており、「御免と鳴り響く」をいかに決めるかで勝敗が左右される。

というのが試合前に考えていた戦略でして、実際1ラウンド目ではいい感じに実行できており、なんとか勝利を手に。

しかし2ラウンド目からJISOが持ち味を生かし始める。

VK-2の長所はすでに挙げた通り、姿勢の低さと長さを併せ持った牽制なのだが、
JISOは立ちK、ジャンプ2K、立ちkと低い姿勢の技をスカしつつ攻撃できる技を多彩に持っていた。
これらの技を生かしてVK-2の牽制を潰すと同時にゲージを溜める。
そしてJISOの最大の武器、「グゥレイト!パンチ」。
KFXの時点でも十分に恐ろしい技だったが、KFAになって暗転後5フレの時間停止が搭載されたことにより、この技はとんでもないことに。
JISOの下段スカしと、バクステやスライディングに「グゥレイト!パンチ」が刺さりまくり、2ラウンド目を奪われました。

3ラウンド目は・・・なんというか、もうこれは弁解の余地もありませぬ。
三度に渡っての「フクトメタイフーン」への反撃ミスがもうダメすぎ。

動画の3:37の辺りで出した「私はさらわれた謎のバケツ型飛行物体に」は完全にアピール目的であり、動画にする以上一度は出そうかな、と思って出しただけの戦略度外視の技だったのですが
こんなことで無駄にゲージを消費せず、キチンと「フクトメタイフーン」の隙を「御免と鳴り響く」で2回投げていたら・・・

あと3ラウンド目後半は「グゥレイト!パンチ」を警戒しての様子見になってるんだけど
「グゥレイト!パンチ」のとんでもない発生とリーチ考えると、様子見に小刻みなダッシュ混ぜるのも実際のところ命取りなわけで。
それ以外にも無計画に屈K出して、そこに刺さってるのもよろしくなかった。

敗因としては相手の長所への対応ができてなかったのと、反撃ミスかな。
立ちpみたいな座高高い技ももっと振っていくべきでした。
運が良かったのは、相手の「グゥレイト!パンチ」の発射性能がそこまで高くなかった点。
常時コマンド仕込んで、動いたの見てからボタンで発射、を徹底してくるプレイヤー相手だとキツすぎます。

ナナ(秀武) vs JOL-J(BJA)


ナナの製作、DL・・・秀武さん
JOL-Jの製作、DL・・・BJA、DLはこのサイトで

互いの自作キャラ同士の対戦も撮っておくべきだよね、と打ち合わせしたわけではないのですが
まぁそこはお互いキャラメイカーなので自分のキャラの動画撮りたくなっても何もおかしくないわけでして。
今回の動画では手描きキャラはこのナナだけとなりました。
ちょっと偏ってるので、次回があればもっと手描きキャラの動画も撮るべきだなぁ。

んで、この組み合わせ。

ナナと言えば「毒蛇の弓」と「爆炎呪符」の二つの飛び道具なのですが、JOL-Jはpボタンで出るダッキングで、この二つをことごとくかわしつつ間合いを詰めれてしまうのですな。
(弱「爆炎呪符」は流石にちょいむずいが)

相手の主力に相性がいい、という点でぶっちゃけJOL-J有利の組み合わせだと思うのですが、こんなに苦戦してるのはどうなのよ俺。
1:14とのとこで出した「音速拳JOLイングフィスト」が刺さらなかったのは完全に誤算でした。
「爆炎呪符」の隙を舐めていたのと、僕の反応が遅かった。

あと、ナナのバックジャンプ強攻撃。
JOL-Jの飛び込みは全部これで返せるのに飛び込みすぎなのもいかんなぁと。
こっちのジャンプ強を「すぴんぶれいく」で対空されてもタイミングによっては勝てるのですが、
バックジャンプ強にはそうそう勝てません。
主力飛び込みのジャンプ強は下方向の判定が強いかわりに横へは短い上にてんで弱いので、当然の結果ですね。
その辺考えて、間合いしっかり詰めてから飛び込むべきですな。

最悪なのが3ラウンド目。

VK-2の動画では「フクトメタイフーン」への反撃ミスが酷かったけど、今度はコンボの締めの「JOLフィニティストライク」が「ボディブロー」に化けすぎ。アホか。

2:53でナナのバクステに「音速拳JOLフィングフィスト」が刺さってるけど、これは読み半分、ぶっぱ半分でした。なんとか刺さったけど、これ刺さらなかったら負けてたねぇ・・・。

後で秀武さんに話聞いたら3ラウンド目は「JOLフィニティ〜」に「神剣覚醒」での反撃を狙ってたらしく、
2:45のチェーンコンボガードされてるのに、「JOLフィニティ〜」出そうとしてたのは失敗して正解だったのかもしれん。
まぁちゃんとタメキャンセルするつもりでしたが。

2ラウンドのフィニッシュを「忘れぬ想い」にしてるのは、これまたアピールです。
試合のこと考えたらここは当然ゲージ温存すべき。真似するのは止しましょう。
ゲージ温存して次のラウンドできちんと反応して「音速拳〜」決めるなり、「チャージサイズ」絡みのコンボに使うのが正しいです。

小泉純一郎(秀武) vs 曙(BJA)


小泉のDL・・・物置掲示板 記事No.91
曙のDL・・・物置掲示板 記事No.569

もう最初に言っちゃうと、これは別に対戦動画と呼べるものではありません。
ぶっちゃけやらせです。
ナックル知らない人へのアピール用として、一般ウケしそうなこの2人の動画も撮ってみたのですが、プロモート目的なら各演出全て出して収録した方がいいかな、と。なのでヤラセ。
なのでここで語るべきことはないです。

ただ、後日ある人から
「ナックルのキワモノ的な部分のみ見て判断され、珍妙なだけのゲームだと思われるかもしれない。
この動画ではナックルの格闘ゲームとしての楽しさを見てくれないのではないか」
と指摘を受けまして、確かに言われてみればもっともで。
下段と投げがない曙はともかく、小泉はちゃんと対戦できるキャラであるので、相手を別のキャラにして、マジメな対戦動画にした方が良かったかもなぁ、と反省。